診療案内

カメラで例えるとレンズに相当する部分を水晶体といいます。
白内障
水晶体が加齢により濁っている状態を加齢性白内障といいます。
症状として視力低下やかすみ、夜間対向車のライトがまぶしいなどさまざまありますが、
治療法は白内障手術しかありません。


黄斑部に増殖性の膜を生じしわが寄ってしまう病気です。黄斑部の形態に応じて視力低下やゆがみを生じます。
放置しても失明することはありませんが症状が進行する恐れがあります。
現在のところ硝子体手術以外に治療法はなく、手術により網膜機能の維持もしくは改善が期待できます。

黄斑部に丸い穴(円孔)が開いてしまう病気です。黄斑部の形態に応じて視力低下やゆがみを生じます。
放置しても失明することはありませんが自然に閉鎖する可能性は低く、症状が進行することが多い病気です。
現在のところ硝子体手術以外に治療法はなく、手術により網膜機能の改善が期待できます。




黄斑部に異常な血管(新生血管)ができてしまい網膜が障害される病気です。
新生血管の原因が加齢であるものを加齢黄斑変性といい、強い近視が原因となるものを病的近視による脈絡膜新生血管と
いいます。
現在のところ根本的な治療法はなく、進行を予防する治療である抗VEGF療法が主体となります。

眼球内に出血すると突然視力低下や飛蚊症を自覚します。これを硝子体出血といいます。
原因は網膜裂孔、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性、網膜細動脈瘤の破裂などさまざまありますが、
場合によっては早めに硝子体手術が必要となります。


目の神経(視神経)が障害されて見える範囲(視野)が欠けてくる進行性の病気です。
現在のところ緑内障を完治させる治療はなく、眼圧を下げることが進行を予防する唯一の方法です。
緑内障には主なものとして急に発症する緑内障発作と徐々に進行する緑内障があります。
40歳を過ぎたら緑内障になる割合が高くなり、また徐々に進行する緑内障は初期~中期の場合症状がほとんどでないため、
40歳を過ぎたら定期的に緑内障のチェックをすることをお勧めします。
眼圧が急に上昇することにより、突然頭痛や吐き気、視力低下や充血を生じます。放置すると失明する恐れがあるため、
眼圧を下げるために緊急でレーザー治療や白内障手術が必要となります。
緑内障発作を起こす方はもともと発作を起こしやすい目の構造をしている場合が多いため、
眼科受診をきっかけに未然に予防することもできる病気です。
眼圧がもともと高いタイプや正常な眼圧でも視野が進行してしまうタイプ、ほかの病気が原因で緑内障になってしまう
このタイプは徐々に進行するタイプですので点眼治療が主体となります。
点眼で眼圧を下げても視野障害が進行する場合は眼圧を下げる手術をする場合もあります。

「視線が合わない」「どこを見ているかわからない」など、目の位置が問題となる病気を斜視といいます。
また、遠視や乱視などによる屈折異常、斜視、水晶体や硝子体、網膜の異常などによって黄斑に焦点が合わなくて
視力が育たなくなる病気を弱視といいます。
多くの場合は視能訓練士による訓練や眼鏡の矯正で治療を行います。

眼瞼下垂(まぶたが下がる病気)やものもらい、さかさまつげなどまぶたに起こる病気
ドライアイや角膜潰瘍など角膜に起こる病気、充血や結膜下出血など結膜に起こる病気
その他さまざまな病気があります。なにか目に不調がある場合は まず眼科受診を。

当院ではコンタクトレンズの処方と眼鏡処方を行っております。
コンタクトレンズ処方:当院受診後に発注いたしますので、後日当院へ取りに来ていただくかご自宅への郵送も可能です。
(一部のコンタクトレンズは郵送できないものもあります)。
また、当院で取り扱っていないコンタクトレンズでも注文できる場合がございますのでお気軽にご相談ください。
眼鏡処方:当院で眼鏡の処方箋をお渡しいたしますので、ご希望の眼鏡店に処方箋をお持ちいただき
眼鏡作製をお願いいたします。